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2007年10月15日

Googleの影響でメインランド土地価格値下がり?

リンデンラボ社は、今サーバをオープン化しようとしているらしいです。

でも土地ビジネスが最大の収入源であるのになぜ急いでサーバをオープン化する必要があるのかとおもってましたが

アスキー新書 山崎秀雄著「Google vs セカンドライフ」に書いてました。


記事要約

リンデンラボ社が、サーバをオープン化する理由は完全にメタバースの標準化の立ち位置です。

標準的な技術と認められれば、グーグルなど他のメタバースも準拠するしか他に選択肢がなくなります。

つまり3Dインターネットをめぐるグーグルとの覇権争いです。



グーグルのメタバース参入の動きが現れれば、サーバーのオープン化の計画が早まる可能性があります。

できるだけ早く、サーバーをオープン化して国際的なデファクトスタンダードになることで巨大なグーグル

に対抗しようという戦略です。

そしてサーバーのオープン化する前の戦略が「Second Life 体験&探検」にでてましたが

地価を大幅に引き下げる。→アクティブユーザ数を増加させる。→十分なユーザ数を確保する。

→セカンドライフにコミットする度合いが高くなる。

地価を引き下げることで、サーバーのオープン化後にのダメージを減らそうとしているみたいです。

グーグルの動き次第で、メインランドの土地価格が影響をしばらくうけるのかな?





引用

Second Life 体験&探検 http://sheila6225.blogspot.com/index.html

3. 土地ビジネスが最大の収入源になっているにもかかわらず、サーバのオープンソース化を目指していることを尋ねられて

We believe we can reasonably make money — barely make money — by just charging access to the system.

「システムへのアクセス料金をとることで、まあまあ金儲けができると思っている。」(barelyの部分は、「かろうじて、どうにかこうにか」の意味ですが、ここでの意味が良くわからないので省略してます。どなたかご教示を。)

リンデンラボ社は、サーバのオープンソース化後、各企業や各個人が独自に設置したサーバを、もし、希望があればリンデンラボ社のシステムと接続し、その接続料を取るとのことです。

人々に何かを売りたいと考えている企業であれば、オープンソースによって独自に設置した自社サーバを、ユーザが多数いるところ、すなわちリンデンラボ社のサーバのネットワークとリンクしたいと考えるであろうということも、Philip Rosedaleは述べています。

ところで、最近、リンデンラボ社は、メインランドの土地を大量に新規造成し、それをオークションで売り出しています。その結果、メインランドの地価がかなり下がりました。

Second Citizenというフォーラムの土地に関するスレッドを見てみると、6月中旬には、いちばん安い土地の土地単価が1平方メートル当たり10リンデンドル前後でした。しかし、今日、8月28日には、それが6.1リンデンドルまで低下しています。

つまり、地価を大幅に引き下げることによって、アクティブユーザ数を増加させ(注)、十分なユーザ数を確保した上で、サーバをオープン化する戦略だと思われます。
(注:ユーザが土地を購入すれば、セカンドライフにコミットする度合いが高くなると考えられます。)
  

Posted by SLドリーマー at 16:22Comments(0)