セカンドライフドリーマー

ネット業界人に「Second Life」意識調査、企業の参入効果に6割が疑問視

パソコン初心者の私にとって、ネット業界人といえばパソコン の上級者、達人。
そういった人たちですらSLに対する評価は低いままです。数ヶ月前のこのような調査でも
同じような結果だったとおもいます。SLにたいする評価はネット関係者でも低空飛行のままのようです。

また同じ調査の中で、一方では企業はSecond Lifeに参入すべきと考える人が過半数を超えるということです。
SLが社会に、これから大きな影響を与えるで あろうと認識しながら、積極的にSLに取りくまないのは、
高いパソコンの知識や技能があるので流行だしてから、いつでも対応できるという自身があるからなのでしょうか？
私にとってはその高い能力がうらやましい限りです。

能力がない私は少しでも 長く、効率よく、いろんなことを吸収していかないという気持ちになります。
一般社会にすらSLがほとんど浸透していない状況では、ゆっくり構えて、SLを勉強しても十分
対応できると思いますが、ビジネスとしてのチャンスは失うと思います。
表面的に現れているだけでも、変化や新しい企画やサービスが、日々生まれています。
表には出ていない水面下でのグループへの囲い込みなどの激しい競争もあるようです。
半年後、一年後にSLのことを始めても、後追いに終始してビジネスチャンスを逃してしまうと思います。
パソコン素人の私ですら思うことを、ネットで生計を立てているネット業界人が意識しないなんて不思議な感じがします。
でもそのような状況だからこそ、私のような初心者でも、入れるような隙間を与えてくれているのかもしれません。



記事全文

ネット業界人に「Second Life」意識調査、企業の参入効果に6割が疑問視

　転職サイトを運営するソフトバンク・ヒューマンキャピタルは27日、インターネット関連業界で働く人を対象に実施した「Second Life」に関する意識調査の結果を発表した。企業はSecond Lifeに参入すべきと考える人が過半数を超える一方で、その効果を疑問視する人も6割に上った。

　調査は9月21日から24日まで、インターネット関連業界で働く全国の20～30代の男性200人と女性200人を対象にインターネットアンケートで実施した。これによると、Second Lifeを知っているかとの設問で、「よく知っている」と回答したのは23.3％、「概要は知っている」が54.0％、「名前を聞いたことはある」が20.0％、「知らない」が28.0％だった。

　さらに「よく知っている」「概要は知っている」と回答した309人のうち、「よく使っている」のは1.0％で、「たまに使っている」の7.1％、「数回使ったことはある」の10.7％、「以前は使っていた」の2.3％を足しても経験者は約2割にとどまり、79.0％は「使ったことはない」と回答した。

　一方、「名前を聞いたことはある」「知らない」と回答した91人においては、「すぐ使ってみたい」としたのは3.3％、「機会があれば使ってみたい」は41.8％で、「今のところ使う気はない」が54.9％と過半数を占めた。

　企業がSecond Lifeに参入することについての考えをたずねる設問では、「今後Second Lifeに関する市場は伸びる可能性はあるが、様子を見て参入すべき」という選択肢を選んだ人が36.5％いたのをはじめ、各選択肢を合計すると、57.1％の人が何らかの形で「参入すべき」と考えていることがわかった。一方で、「一時的な流行のため、参入する必要はない」とする人も31.0％いた。

　Second Lifeの可能性についての設問では、「現状は盛り上がっているが、ユーザー数もマーケティングとしての効果も衰退する」が最も多く40.2％、次いで「マーケティングとしての効果は今後伸びる可能性がある」が33.2％、「ユーザー数は伸びると思うが、マーケティングとしての効果は見込めない」が22.3％だった。

　現在Second Lifeに参入している企業の活動については、「メディアに取り上げられる以外の効果は見えない」が最も多く42.3％、次いで「メディアに取り上げられたことで充分効果はあると思う」が32.5％、「参入後のマーケティング効果が見えない」が18.5％、「参入によるマーケティング効果が出ていると思う」が6.5％で、効果について疑問視する回答が合計60.8％を占めた。