去年セカンドライフを始めたときに、セカンドライフの紹介記事がいろいろ掲載されていました。
その中に書かれていたことは
セカンドライフの魅力とは
仮想世界でコミュニケーションを楽しむ
仮想世界を探検する。
仮想世界でゲームを楽しむ。
仮想世界でモノを作る。
仮想世界で買い物をする。
大きくこの5つが上げられていたと記憶しています。
2年近くたった今、多くのメタバース(仮想世界)が次々に誕生してきました。
仮想世界は世界中では100を超えるのではないかと思われます。
ごく最近でも ディズニーフェアリーズ、ダンスオンラインゲーム「ダンシングパラダイス」、ai sp@ce(アイスペース)
誕生した多くのメタバースはそれぞれ特徴があります。
また特徴がないと多くのメタバースの中で生き残ることはできないでしょう。
多くの仮想世界を短時間で紹介
有名な仮想世界ではLively hipihi meet me Home Thereなどが上げられますが、多くの仮想世界の
強調しているポイントはコミュニケーションをいかに効率的に、3Dを使って行うかということが一番大きい。
次に仮想世界のなかで仮想通貨を利用して仮想世界で買い物ができる。
仮想世界の中をいろいろ探検することの楽しみ。
またゲーム専門の仮想世界もあります。
ほとんどセカンドライフだけでできたことが、他の仮想世界でも可能になりました。
ゲームや買い物、コミュニケーションについてはセカンドライフよりずっと魅力的なものが多い気がします。
コミュニケーションは広過ぎるセカンドライフではとりにくい面があります。
小さな部屋で関心のある人たちが集まってチャットした方が盛り上がります。
例えば Lively や
weblinのように。
またSNSと仮想世界を合体させれば、強力なコミュニケーションツールになります。
多々ある仮想世界のなかでセカンドライフのコミュニケーションの魅力はボイスチャットができるにしても
以前よりは低下していると思われます。
これだけ登場してきた仮想世界によりセカンドライフの楽しみは他の仮想世界でも十分できるようになりました。
セカンドライフだけをあえてする必要がないわけです。
でも仮想世界で物を作り、販売できるということは他の仮想世界ではできない。
(HIPIHIはセカンドライフをマネてほとんど同じなのでできますが)
例え可能であったとしても、限定されたものを組み合わせる単純なモノつくりしかできません。
まして その作品を販売するような複雑な仕組みはないと思います。
セカンドライフでの
モノ作りこそ他の仮想世界より圧倒的に勝っている点だと思います。
作ったモノはパソコンさえあれば、いつでもどこでも見れます。
また作れるものはアート作品だけでなく、LSLで動画的なアートもできます。
ゲームを作りみんなで楽しむこともできます。
RLでもモノを作る楽しみは模型作り、油絵、陶芸などいろいろありますが、道具が必要だったり
結構お金と場所、習うには時間も必要です。
でも仮想世界でのモノ作りはもっと簡単にもっと複雑なものを作れます。
仮想世界でのモノ作りが芸術としてRLでも評価されるようにいずれはなるのではないかと思います。
そして仮想世界でのモノ作りに最高に適したメタバースは今はセカンドライフしかないし、
将来もセカンドライフしかないと思います。
それはモノ作りの仕組みを一企業が提供しているのではなく、全世界にオープン化していることにつきる
と思います。
将来セカンドライフをまねてオープン化した仕組みを取り入れた仮想世界が現れるかもしれませんが
既にはるか先にいるセカンドライフに追いつくことは不可能だと思います。
それはモノ作りなどに興味があるクリエーターがその力を出せるのは今セカンドライフしかなく、その方法やテクニック
は長い時間勉強し、人に聞いたりして苦労して、やっとできる奥が深いものです。
そこまで苦労して得た創作力、技能を今更新しい仮想世界ができても、そう簡単にその新仮想世界に乗り換える
意欲を持たないと思うからです。
つまり
世界各国から、才能ある多くのクリエーターをセカンドライフはすでに取り込んでしまっています。
だから世界を自由に作れ、仮想世界であらゆるモノを無料で誰でも作れる仕組みは、セカンドライフだけで他の仮想世界が
追いつけない領域だと思います。
仮想世界で作ったモノが、現実世界の芸術作品みたいに高く評価され、高額で販売できる時代になれば、モノ作りに最高の環境を提供しているのはセカンドライフしかありません。
仮想世界での創作活動が評価される時代になれば、セカンドライフの利用者がもっと増えてくると思います。